(公開: 2022年3月25日)この記事は3分で読めます。
国際コンシューマー・エレクトロニクス展(IFA)2022は、ベルリンで3年ぶりに対面で開催されました。出展企業数は46カ国から1,100社以上、入場者数16万1,000人超で、いずれも前回2019年開催時(出展企業数1,930社、入場者数23万8,700人)を下回ったものの、世界各国からの訪問者が全参加者に占める割合は新型コロナウイルス禍の前を上回る盛況ぶりでした。
IFA2022の技術のトレンドは、コネクティビティー、サステナビリティー、スマートリビングなどで、中でもカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーなどを中心に、環境問題への取り組みを披露する場ともなりました。また、二酸化炭素排出量を従来よりも71%削減することにも成功したというアピールの場ともなり、業界のさらなる躍進に期待を抱くことのできる展示会となりました。
1924年にラジオに関する展示から始まったIFAは、2014 年、IFA は 90 周年を迎え、IFAコングレス IFA+ サミットが始まり、約 6,000 平方メートルの追加の展示スペースが設けられるなど、その規模は拡大を続けています。2015年には新製品領域「フィットネス&デジタルヘルス」を導入し、2017年にはイノベーションの大きな舞台として「IFA NEXT」を立ち上げました。「IFA NEXT」は、スタートアップ、研究所、企業のための新しいイノベーションハブとして機能し、テクノロジー、ビジネス、ライフスタイルの未来のためのノウハウを提供しました。2018 年には、家電部門は IFA で 10 周年を迎えます。「IFA Global Markets」は現在、ヨーロッパ最大の市場となり、毎年世界各国から出展者、訪問者が集まります。2019 年には「IFA NEXT」において、日本はハイテク国家としての地位を確立しました。
IFA は、世界最大の家電および消費者向け電子機器の見本市であり、最新の革新的な技術、世界的なプレーヤー、業界の最先端の技術を持った技術者たちと会うことができます。小売業者、流通業者、メディアの膨大で国際的な人々との関わりを持つことができます。
IFA 2023 は、2,000 社以上の企業に対して、ブランドを技術リーダーやバイヤーに紹介したり、150,000 人の訪問者に対するアプローチの場として、既存の関係を強化したり、さらには何千もの小売業者や流通業者に新製品を発売し、直接のフィードバックを得ることができます。
IFAでは、家電を扱うのはもちろんのこと、家電にかかわる様々な産業にアプローチできます。例えば、デジタルヘルス、フィットテック(フィットネス関連技術)、人工知能(AI)、仮想現実(VR)、8K(超高精細映像)、モバイルデバイス、第5世代移動通信システム(5G)などのテーマが過去に扱われました。IFA NEXT会場では通常の出展ブースのほかに、世界のエレクトロニクス業界トップが登壇する機会が設けられたり、業界の未来を展望するトークディスカッション、日替わりのテーマでプレゼンテーションとディスカッションが行われるなど、さまざまな関連イベントが併催されます。
また、ガイドツアーも開催され、テーマ別に10種類のツアーが設定されており、来場者は各自の興味に沿った選択ができます。
弊社では出展に関わる全ての業務を一括で対応しております。
また、日本にいながら現地ブースにリアルタイムで出展できるハイブリッドブースの提供もしております。
(ブース設営・現地人員・モニターやカメラ等機材は全て込み)
ヨーロッパ、アメリカの展示会への出展申請や出展費用、ブース設営に関するご質問・ご相談は上のコンタクトページ、または info[at]tuskeurope.com までご連絡ください。日本デスクの担当者から返信いたします。
まずはご挨拶を兼ねたオンラインミーティングを10分程度させていただくことも可能ですので、お気軽にご連絡くださいませ。
Article by Tusk Europe Team